相手の重心(基準)を
不安定にすること
こんばんは
ひきこもり・不登校・ニート・家庭内暴力
自立支援施設 粋塾新潟校のライスです。
新潟はだいぶ寒くなってきて、今週は
最高気温が1桁になる日が多い予報です。
さて、先日テレビの特番で
柔道を通した人材育成
みたいなのがやっていました。
相手を動かすには、
まず相手の重心を不安定にすること
そうすることで、
少ない力で投げられるそうです。
それで、思いました。
ある意味、
ひきこもりって安定してるよねって
これ以上傷つくのは耐えられないって
余裕のない状態続きだった。
それでも、なんとか自分を保とうと
必死で耐えていたのかもしれない。
私の場合10年以上まともに人と関わらず、
新しいことも特にやりませんでした。
ほぼ現状維持or後退だったので
ある意味、安定してました。
じゃぁ、一体何を重心として
安定していたんだろうか?
そういう風に考えてみた時、
自分の場合はこんな三本柱がありました。
①不確実なことは避ける
②面倒な事はやりすごす
③なにも受け入れない
①不確実なことは避ける
きっと良いことにはならないから、
悪くなりそうなことは避ける。
②面倒事はやり過ごす
自分がなにもやらなくても、
なんだかんだで当分はラクできる。
③なにも受け入れない
どうしようもない自分を認めたくなくて
すべて分からないことにしておく。
そんな安定を崩した上でも大丈夫って、
安心を感じられるようになっていけば、
だいぶ動きやすくなるのかな
そんな風に思います。
圧力的にその平穏を崩そうとすると
余計に安定を強化しちゃいかねませんが。
本人にとっての利益を感じるように
重心(基準)を揺らしていけるか?
そこが大切なんじゃないかな~。
なんて妄想してました。
言うは易く行うは難しで、
私にはまだ全然できないんですけど(苦)
身体も心もつながってるんだろうね。
できることからあえて
不安定にチャレンジしてみよう。
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。